【グルメガイド】イエローナイフの食事処

さて前回の記事はイエローナイフのオーロラ以外の観光スポットを紹介しました。今回はその続編でグルメ情報をご紹介したいと思います。

NWT Brewing Company
Bullock’s Bistro
Sundog Trading Post
まとめ：イエローナイフのグルメ情報

NWT Brewing Company

まず最初にご紹介するグルメ情報が、たまたま通りがかったこちらのブリュワリー。昼間から多くのお客さんで賑わっており、店を出るころには行列ができていました。

店内はカジュアルで温かみのある雰囲気。壁には地元のアートが飾られており、地元の人たちが集う憩いの場のようでした。友人同士や家族連れも多く、地元の人気ぶりがうかがえました。

私が注文したビールはKicksled。店員さんにおすすめしてもらった地元のビールで口当たりが軽く、フルーティーな香りが特徴的。まるで南国で飲んでいるかのような爽やかさがありました。寒い外から入ってきたこともあり、店内の暖かさとスタッフの方が半袖で働いているギャップが面白かったです。

他にも、IPAや、濃厚なスタウトなど、色々な種類のクラフトビールが揃っています。ビール好きにはたまらないラインナップでした。

また食事メニューも充実しており、私はスモークバーガーを注文。バンズはカリッと香ばしく焼かれ、中のパティはジューシーで、スモーキーな香りがしっかり感じられる逸品でした。スープやサイドメニューも豊富で、軽食メニューも人気のようです。

イエローナイフで地元のクラフトビールを楽しみたいなら、ここは間違いなくおすすめ。オーロラ鑑賞前に軽く一杯飲みたいという方にもぴったりのグルメスポットでした！

NWT Brewing Company: NWT Brewing Company

Bullock’s Bistro

私たちは老舗レストラン Bullock’s Bistro に行こうと思っていました。ここは他の方のブログでもよく紹介されています。特に地元の新鮮な魚料理が有名なお店なようです。

お店の外観はローカル感あふれる木造の建物で、中に入ると壁一面に訪れた人々のメッセージやサインが書かれており、温かみのある雰囲気でした。まさに「旅先の人気ローカルレストラン」といった感じです。

メニューには、グレートスレーブ湖で獲れた白身魚（ホワイトフィッシュやパイクなど）のグリル、バッファローステーキ、フィッシュ＆チップスなど、イエローナイフならではのローカルなグルメがありました。特に魚料理は評判が高く、期待度はかなり高めでした。

しかし、いざ席に着いてみると、なかなかメニューが運ばれてこず。そして店員さんに尋ねたところ、記載されている料理のほとんどが提供されていないとのこと…。サービスもスローで、長時間待たされる気配があったため、結局注文せずに店を出ることにしました。

ここはシーズンやタイミングによって体験が大きく変わる店かもしれません。料理のクオリティは評判が良いので、事前に提供メニューを確認すると良い思います。オーロラ鑑賞の前に立ち寄る場合は、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。

Bullock’s Bistro: Fish and Chips Restaurant | Bullocks Bistro | Yellowknife

Sundog Trading Post

前章の店を諦め、急遽訪れたのが Sundog Trading Post。結果的に、ここが大正解でした！

まず、お店に入るとすぐに感じたのが落ち着いたおしゃれな雰囲気。ローカル感がありつつも洗練されたインテリアで、どこかカフェのような温かみがあります。予約なしで訪れたのですが、店員さんがとても親切で、席の準備をすぐにしてくれました。

メニューはワンプレートの料理が中心です。例えばチーズボード！（チーズの盛り合わせ）いくつかの種類のチーズに、パンがが添えられています。特にブルーチーズは程よく癖があり、きっとワインに合うんだろうな思いました。（私は運転があるため飲みませんでしたが）。食材のクオリティが高く、それぞれのチーズの個性がしっかり感じられ、食べ進めるごとに違う味わいを楽しめました。

全体的に、Bullock’s Bistroのような観光客向けの雰囲気ではなく、地元の人たちがリラックスしながら食事を楽しむお店という印象。ゆっくりと食事を楽しみたい人や、落ち着いた雰囲気の中でお酒を飲みながら過ごしたい人にはぴったりのグルメスポットでした。

もしイエローナイフで落ち着いた空間でおいしい料理を楽しみたいなら、Sundog Trading Postは間違いなくおすすめです！